TTI

MiR250 Shelf Carrierを搭載したMiR250などのドライバーレスロボットを使用し、施設内で台車を自動的にピックアップ・配送することで、ドイツのマイザッハ−ゲルンリンデンに位置し、ヨーローッパ市場全体にサービスを提供している、TTIの配送センターの効率が向上しています。

TTIは、電子機械部品と受動部品の販売における世界的なマーケットリーダーです。近年のデジタル化により、これらの部品の需要は劇的に増加しました。このため、拡大する市場の要求を満たすために、同社では物流を常に最適化することが不可欠となっています。TTIにとって、ドライバーレスロボットを使用することがこの目標達成に最適なソリューションでした。

TTIは、モバイルインダストリアルロボットとGlobal AGVという、2つの異なるメーカーのドライバーレスシステムに依存しています。3つのL-14ドライバーレスシステムが、満載のコンテナを荷受エリアから素早く搬出します。さらに、Palomatパレット保管システムを使用して空のパレットが定期的にピックアップされ、出荷部門に運ばれます。

この環境に新しく、MiR250 Shelf Carrierが追加されています。合計5台のロボットが、個別に製造されたモバイル棚を自律的に次の目的地に搬送します。リアルタイム分析ダッシュボードのWaku Senseを使用することで、様々なロボットシステムの信頼性と稼働率を一元的に記録・評価することができます。