MiR600は、従来よりも高い堅牢性と安全性を誇るAMR(自律走行モバイルロボット)です。このロボットは、最高水準のロボット規格に準拠しており、市場に出回っている他のAMRを凌駕します。MiR600は、塵埃や液体への耐性が向上したことに加え、市場で最も高い安全規格に準拠しているため、市販されている他のAMRよりも安全性・安定性・信頼性が優れています。
すぐ分かる(MiR600)の事実
最高速度
駆動時間
ペイロード
寸法
安全で効率的な移動
協働ロボットMiR600は、人や障害物を安全に回避して移動できます。最先端技術と高度なソフトウェアにより、MiR600は自律走行を行い、目的地までの最適な経路を見つけ出します。また、障害物がある場合は、自動的にルートを変更することで、物流工程で損失につながる遅延を防ぎます。
MiR600には最新のレーザースキャン技術が搭載されており、360度の視界を確保することで安全性を最大限に高めています。また、搭載されている3Dカメラは、床面から30〜2,000 mmの範囲でパレットを検知できます。
施設内のレイアウトを変更せずにパレットの搬送を最適化
MiR600パレットリフトと組み合わせることで、MiR600はパレットのピックアップ・搬送・積み下ろしを自律的に行うことができます。これにより、従業員はより価値の高い作業に専念できます。配線、マグネット、またはQRコードの代わりに高性能なナビゲーションソフトを採用しているため、MiR600の使用時に施設内のレイアウトを変更する必要はありません。施設内レイアウトのCADファイルをロボットにダウンロードするか、搭載されているレーザースキャナーでマップを作成するだけで、低コストかつ迅速な導入が可能です。
堅牢な産業用ロボット
このロボットは、最高水準のロボット規格に準拠しており、市場に出回っている他のAMRを凌駕します。 塵埃や液体に対する耐性が向上したことで、このモバイルロボットを使用できる環境が広がりました。(例:水滴や汚れにさらされるオープンゲートなどの近くも走行可能)
高い操作性と柔軟性
MiR600は操作が簡単で、最初から思いどおりに制御できます。 MiR600は、スマートフォン、タブレット、またはPCから直感的なMiRロボットインターフェースで制御でき、未経験者でもプログラミングが可能です。また、MiR600をお客様のERPシステムに統合することで、完全自動化ソリューションを実現できます。
各種トップモジュールを素早く簡単に実装可能なMiR600は、パレットフォーク、コンベア、ロボットアームなどのオプションを装着できるため、幅広い用途に対応可能です
日付: 2022-04-25
用途 | 荷物の屋内搬送、屋内ロジスティクスの自動化 |
種類 | 自律モバイルロボット(AMR) |
色 | RAL 7011 / アイアングレー |
製品設計寿命 | 5年または20,000時間のいずれか早い方 |
免責事項 | 地域の状況やアプリケーションの設定によって、仕様が異なる場合があります。 |
長さ | 1,350 mm |
幅 | 910 mm |
高さ | 322 mm |
重量(バッテリーやペイロードはなし) | 229 kg |
地面からのクリアランス | 25~28 mm |
積載面 | 1,304 × 864 mm |
ホイールの直径(駆動輪) | 200 mm |
ホイールの直径(キャスターホイール) | 100 mm |
最大ペイロード | 600 kg |
ペイロードのフットプリント | ロボットのフットプリントと同等。より大きなペイロードフットプリントが必要な場合は、MiR までお問い合わせください。 |
ペイロードの配置 | ユーザーガイドの指示に従い、ペイロードの重心を置いてください 。 |
MiR EU・US・棚リフトインストール済みの場合の最大持ち上げ能力 | 500 kg |
最高速度(最大ペイロード、平面) | 2.0 m/秒(7.2 km/時間) |
最大加速度 | ペイロードなしの場合:0.41 m/秒2 最大ペイロードの場合:0.37 m/秒2 |
最大ペイロードでの加速制限 | 0.37 m/秒2 |
操作通路幅 |
初期設定:2,150 mm 最小化されたフットプリント、保護フィールドをミュート:1,200 mm |
90°回転での操作通路幅 | 初期設定:2,200 mm 最小化されたフットプリント、保護フィールドをミュート:1,550 mm |
Uターン用操作通路幅 | 2,400 mm |
2 台のロボットが通過する際の操作通路幅 | 4,950 mm |
旋回用幅 | 2,850 mm |
台車を置く際の(制御された状態での)位置の正確性 | Lマーカーへのドッキング:X軸方向 ± 3 mm、Y軸方向 ± 3 mm、ヨー± 0.25° VLマーカーへのドッキング:X軸方向 ± 2 mm、Y軸方向 ± 3 mm、ヨー± 0.25° Vマーカーへのドッキング:X軸方向 ± 20 mm、Y軸方向 ± 20 mm、ヨー± 2° バーマーカーへのドッキング:X軸方向 ± 10 mm、Y軸方向 ± 5 mm、ヨー± 0.75° 位置へのドッキング:X軸方向 ± 100 mm、Y軸方向 ± 83 mm、ヨー± 3.4° |
横断可能な隙間および敷居の許容範囲 | 隙間:すべての角度から、最高 0.5 m/秒の速度で、最大 29 mm 段差:ペイロードなしの場合、角度 40°以下、最高 0.5 m/秒の速度で、最大 10 mm。最大ペイロードでは推奨されません |
充電器間の最小距離 | 1,100 mm |
最大ペイロードでの有効な動作時間 | 8 時間 20 分 |
ペイロードなしでの有効な動作時間 | 10 時間 45 分 |
待機時間(ロボットは電源が入っていてアイドル状態) | 16 時間 45 分 |
バッテリータイプ | リチウムイオン |
MiR Charge 48Vでの充電時間 | 10%~90%:45 分(周囲温度が22℃の場合) |
ケーブル充電器での充電時間 | 10%~90%:1 時間 10 分 |
充電オプション | MiR Charge 48V、バッテリー充電器 48V 12A、ケーブル充電器 Lite 48V 3A |
充電電流、MiR Charge 48V | 最大 35 A。バッテリーの温度と、充電サイクルの終わりに近づくにつれ低下する定電圧による。 |
フル充電サイクル数 | 最小 3,000 サイクル |
バッテリー電圧 | 47.7 V 公称値、最小 41 V、最大 54 V |
バッテリー容量 | 1.63 kWh(34.2 Ah、47.7 V) |
充電比率とランタイム | 15 分=2 時間 45 分(1:11) 30 分=5 時間 45 分(1:12) |
環境 | 屋内専用 |
周囲温度範囲、動作時 | 5~40℃ISO3691-4 セクション 4.1.2 に準拠 |
湿度 | 10~85% 結露なし |
IP クラス | IP 52 |
床の条件 | 水、油、ほこりなし |
最大高度 | 2,000 m |
EMC | EN61000-6-2、EN61000-6-4、(EN12895) |
産業車両の安全基準 | CE, EN1525、ANSI B56.5、ISO3691-4、RIA15.08、ISO13849-1 |
人検出安全機能 | ロボットのすぐそばに障害物や人が検出された場合に起動します。 |
緊急停止 | 緊急停止ボタンを押すと起動します。 |
速度超過回避 | ロボットが事前定義の安全限界より高速で走行するのを防ぎます。 |
ロボットインターフェースでの手動コントロール | 手動コントロールにアクセスするためのトークンベースのシステム。ロボットは、一度に1つのトークンしか発行しません。 |
安全ガード付きストップ | はい |
安全積載位置 | リフトやキャリアが上昇または下降しているときに速度が 0.3 m/秒を超えると起動します。 |
WiFi(屋内PC) | ルーター:2.4 GHz および 5 GHz。内部コンピューター:WiFiアダプター:2.4 GHz および 5 GHz、2 内部アンテナ。 |
安全 I/O 接続 | 6 デジタル入力、6 デジタル出力、 |
Ethernet | M12プラグ、4本。Modbusプロトコルでの10/100 MB Ethernet、外部アンテナ用アダプター |
トップアプリケーション用補助電源 | はい |
補助安全機能 | はい |
汎用I/O | はい |
SICK 安全レーザースキャナー | 2 個の microScan3(前面及び後面)ロボット周辺の 360°視覚保護 |
3Dカメラ | 2 個の 3Dカメラ Intel RealSense™ D435 FoVの高さ:1,800 mm ロボットの前のFoV距離:1,200 mm FoVの水平角度:114° ロボットの前の地面ビュー用FoV最短距離:250 mm |
近接センサー | 8個 |
光の条件 | Intel RealSense D435カメラの要件に準拠のこと |
オーディオ | スピーカー |
シグナルライト | コーナーごとに2個、合計8個 |
保守 | ロボットの 4つの側面のメンテナンスハッチ |
サービス間隔 | 6か月、またはユーザーガイドによる |